匿名さん
日本人が知らない「年上妻の割合」意外すぎる実態
人口動態を専門とする筆者は、人口減少が激しい地方の自治体や経済団体などの皆様から多くの講演会をご依頼いただいています。結婚支援をしている皆様からも婚姻状況についてのリアルな実態を教えてほしい、とのご…
婚姻統計の最新値を筆者が分析した結果、2020年に提出された初婚同士のカップルの婚姻届のうち、22%はなんと25歳以下の男性で占められており、初婚同士の結婚の5組に1組以上が「25歳以下の男性による結婚」となっています。
そして、先ほど質問と合わせて解説したとおり、29歳までの「20代まで夫」でみると、55%と過半数を占めるに至っています。女性に関しては「20代の結婚が大半だろう」と理解している方が多い一方で、なぜか男性の話になるとそうでもない、と思っている方が多いように思いますので、ご注意ください。
(中略)
さて、男性の結婚年齢が想像以上に若いことに驚愕した読者も多いのではないかと思いますが、それでは今度は、その若くして結婚した男性のうち、妻が自分よりも年上だった割合はどれぐらいだったでしょうか?
29歳までの初婚同士で結婚した男性(全体の55%の結婚)では、31%の男性が年上妻と結婚しているのです。年齢が若い男性ほど年上妻を選ぶ割合が高く、25歳男性では35%、23歳男性では39%となっています。
また初婚同士の結婚で48歳の男性は935件、18歳の男性は943件とほぼ同数なのですが、48歳の男性では年上妻が8%であるのに対し、18歳の男性では40%となっています。若い青年と中年男性、両者の選択が極めて対照的であることがわかります。