匿名さん
au「三太郎」CMシリーズに一寸法師役で初登場した俳優・前野朋哉。ちょっぴりイラっとさせる妙なテンションだが、自分のキャラクターを確立しきれていないという絶妙な役どころを好演している。映画を主にこれまでも映像作品に出演を重ねてきた前野。今回、錚々たるメンバーの仲間入りを果たしたことで、彼の存在を知った人も多いのではないだろうか。au「三太郎」一寸法師役、“前野朋哉”ってどんな人?(クランクイン!) - Yahoo!ニュース
au「三太郎」CMシリーズに一寸法師役で初登場した俳優・前野朋哉。ちょっぴりイラっと - Yahoo!ニュース(クランクイン!)
ふっくらとした輪郭にさがった眉、笑顔がいかにも“良い人”なイメージを与えお茶の間の好感度も抜群な前野だが、もともと志望していたのは監督業。学生時代に石井裕也監督が手掛けた『剥き出しにっぽん』で俳優デビューしているが、本作で照明助手としても参加している。
2008年には初の長編作品『ショッキングピンク』で主演、監督を務めたのち、同年に『GOGO まりこ』、監督、脚本、そして主演した『脚の生えたおたまじゃくし』を2009年に発表。監督業に力を入れる傍ら、『モテキ』 『アフロ田中』など話題作で店員役・高校生A役などを演じていたが、2012年のヒット映画『桐島、部活やめるってよ』で神木隆之介演じる主人公と同じ映画部の同級生役に起用。おとぼけていそうで辛辣な物言いのキャラクターで存在感を発揮した。
その後、映画では『日々ロック』『娚の一生』、ドラマ『空飛ぶ広報室』、連続テレビ小説『マッサン』など人気作に多数参加、ウエダアツシ監督によるNHK Eテレ『前野クンの中の人』では主演も務めている。
前野の魅力は、その親しみやすさだが、それは画面の上だけではないようだ。前野をよく知る関係者によると「人と壁を作ることはなく、かといって自分の事を話し過ぎるわけでもない。一緒にいて心地いい環境を作ってくれる」とのこと。前野のツイッターを見てみれば、話題作に多数出演するいまも豪華共演者との写真はほどほどに、タケノコ狩りや馬乗りなどほっこりなプライベート写真のほか、学生時代の知り合いの監督作、出演作の告知をするなど、その人柄が伝わってくる。
プライベートでは2014年3月に一般人女性と結婚、男児が誕生。前野は過去に「たまひよ」のCMに出演しているが、関係者が語るところによると「“たまひよ”ばりの子煩悩」だそうで、その愛息子は今期のドラマ『重版出来!』(TBS系)で前野演じる八丹カズオの息子として子役デビュー。愛嬌のある下がり眉をそのまま受け継いでいる。