匿名さん
「現実はそんなに甘くない」手越祐也が独立して気づいたアイドルという“魔法”(Yahoo!ニュース オリジナル Voice)
うさぎ年は「飛躍の年」とされる。年始に渡辺謙さんや堺雅人さんが長年在籍した事務所から独立したことが話題となったが、この数年、芸能界の事務所移籍や独立は増加傾向にある。しかしそれは夢がある一方で、当然
大きな組織にはもとから固定のファンがついていますが、組織から出ただけで個人についてきてくれなくなる人もいます。芸能の仕事は人気に左右されるわけだから、それは仕方のないことかもしれないけれど、当初は、「ああ、僕のことを好きじゃなかったのか」っていう気持ちにおちいりました。環境が変わったとしても、僕自身は変わらないんですけど。そして僕は、自分がやめても全員がついてきてくれると思っていたんですが、大きな勘違いでした。
やっぱり多くの人は、アイドルや事務所という“魔法”にかかっているんです。僕は「ダメなのかあ」と落胆しましたね。また、当初考えていたプランも、コロナの影響があったりして、自分の理想どおりにはまったくいかない。現実は、そんなに甘くなかった。
(中略)
僕は今、たったひとり。以前のような“魔法”も使えない。なんだかんだ言っても居心地のいい場所を捨ててしまったわけだから、もう前を向くしかない。退路を断ったわけだから、振り返って戻れない。未練はもう捨てました。だとしたら、今できることを、まわりの人を大事にしながらやるしかない。ひとりひとりのファンに感謝しつつ、その数を増やしていくのが課題といえますが、どこまでできるかわからないけれど、持ち前のポジティブパワーで乗り切っていくつもりです。