匿名さん
恵さんは白黒ボーダーで肩にリボンが付いているニットと、緑のチェックのツィードスカート、白いパンプス、パールのピアス、リボンのブレスレット、ピンクのバッグという服装でした。装飾が多く、全身ゴチャゴチャとしたコーディネイトです。「私は“子どもおばさん”だったんだ」30代女性は気づいた。ロクな出会いがない人の特徴 | 女子SPA!
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。個別婚活相談や結婚相談所のセミナー講師をしながら、これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきました。かつて髪はボサボサで化粧もしない…
私が「服装を変えて、写真を撮り直しませんか?」と提案すると、恵さんは反論します。
「スカートがかわいいねとか、褒められますけど?」
「それは間違いないと思いますが、組み合わせを変えるだけでもっと大人っぽく素敵になりますよ。人気の男性は、丸の内OLとかCAさんとか華やかな女性ともお見合いしているので、見比べられたら恵さんは素朴すぎるんです」
「素朴すぎるんですか。結構、おしゃれは好きなんですけど」
色々やり取りはありましたが、シンプルな白いトップスを購入し、今の手持ち服もコーディネイトしやすくしたのでした。そして、無事に写真撮影も終わりました。
写真と自己紹介文を大幅に変えて、すぐに成果が現れ始めました。それまでは男性からの申し込みといえば40歳前後が多く年上中心でしたが、同年代や年下男性の申し込みも増えてきたのです。
「私ってダサかったってことですね。見比べたら前の私って、子どもおばさんですね」
恵さんに限らず、ビジュー付きアンサンブルニット、花柄ワンピースなど装飾が多い「かわいい服」を着て、「変な人しか寄ってこない」と愚痴る女性は多いです。
じつは結婚相談所側が、外見改善のアドバイスをしないどころか、こういうダサい服をわざわざ推奨することもあるからです。ところがお見合い会場にいくとこんなぶりっ子コーディネイトの女性も多くいるため、自分の服がイタイとは気が付きにくいのです。