匿名さん
「『普通の職業』という抽象的な表現をしましたが、まず公立校の教職を公務員じゃなくした方がいいと思っています。数々のプレッシャーやハラスメントもあって休職に追い込まれる教師が毎年たくさんいらっしゃると聞きました。念願の公務員であるがゆえに、なかなか辞める勇気を持てずにいる方も多いのではないかと思います。しかしながら教職というものは資格のみで行うべきではなく圧倒的に適性が必要な職業だと思っています。義務教育の教員というのは子どもに等しく最低限の学力と一般常識を教えるための職業だと思っていますが、残念ながら現状は多くの教師がそれを果たせていないのではないかと感じています」「教師が一番世間知らず」 教員不足の一方で、脱公務員化・社会経験求める声も
「私も教員免許は持ってるけど現状で教師になりたいとは絶対おもわないな…教師をもっと普通の職業にすべき」。全国的な教員不足が深刻な問題となっている。ストレスのかかる長時間労働が当たり前の職場と認識され、希望を持って教員になる学生が減っている。いったい問題点はどこにあるのだろうか? 教員免許を取得しながら、美容師として働く三重県の女性マグノリアさん(@Freesia3027)に聞いた。
「その理由の一つに、教える側の教師自身の一般常識不足があげられると考えています。理想論かもしれませんが、教師になる前に一般企業などで社会経験を3~5年ぐらい経験してから教職に就くというインターン制度的なものがあれば良いのではないかと考えています。学生から卒業してそのまますぐに先生になるという現状では、教師自身が世間を知らないゆえに、子どもに教えられることは思いのほか少ないのではないかと考えるからです。端的に言うなれば『教師が一番世間知らず』と思っている人が少なからずいる、ということです」
日本の未来にかかわる教員不足の課題。少子化対策同様、小手先ではない実効性のある改革が問われている。