匿名さん
「東大を卒業した父は、自分にも東大に合格してほしいと思っていました。でも、自分は結果的に『麻布中学・高校に進学し、東大法学部を目指す』という父の望んだコースから外れてしまった。そのことが、学歴で成り上がってきた父からすれば、理解できなかったのでしょう。「ガチャ失敗だった…」幸福の科学・大川隆法氏の長男が明かす「父から受けたいびつすぎる愛」(週刊現代) @gendai_biz
3月2日、宗教団体「幸福の科学」の総裁で創始者の大川隆法氏が死去したとの報道が全国を駆け巡った。公称信者数1100万人という巨大組織の教祖の死を巡り、今後の動向に注目が集まる。そこで週刊現代では彼の長男である大川宏洋氏にインタビュー、外側からは見ることができない隆法氏とその家族の素顔について聞いた。
『東大・早慶以外は大学ではない、それ以下は高卒と同じ』という価値観の隆法が、私が早稲田大学附属の早大学院を辞めて、早稲田より偏差値が下の青山学院高等部に進学すると宣言した時も『大学受験をして東大法学部に入ってほしい』と言われました。
でも、私が東大に入らないと宣言したことに隆法は呆然としていましたね。『君の考えていることが理解できないよ……』と言っていましたから。結局、そのすれ違いは解消されないまま。彼は最期まで私の考え、価値観を理解しようとはしなかったんだと思います。彼は私を将棋の駒のように動かせると思っていたのです。
私自身、息子としても隆法の何が素晴らしいのか最後までさっぱりわからなかった。『親ガチャ』という言葉がありますが、私はまさに親ガチャ外れ日本代表だと思っています。ですが、隆法にしてみれば私は『子ガチャ』外れだったのでしょうね。言うことは聞かないし、育てにくかったと言われていましたから。
だから、父がもし私に向けている愛があるとすれば、それは自分の二号を作りたいという『いびつな愛』だったと思うのです」