匿名さん
ここに長くいるのは危険だ。いったん家に戻ろうか。それとも(友人の)スズとどこかに行こうか。そう思うようになったとき、考えられないことが起きた。暴力団の男にさらわれてしまったのだ。「性奴隷として2カ月間、監禁されました」15歳でヤクザに“シャブ漬け”にされた女性が語った「覚せい剤の恐ろしさ」 | 文春オンライン
中学2年生で家出、温泉街のコンパニオン、ヤクザによる監禁を経験……2度の服役を経験したが、今では建設請負会社社長として更生した異色の経営者・廣瀬伸恵(ひろせ・のぶえ)さんの壮絶な人生をお届け。第1回で…
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覚せい剤を打つと全身が性感帯になり、ものすごい快感に襲われる。一軒家で体験したとき気分を悪くした彼女でさえそうなった。しかも、それは覚せい剤の効力がなくなるまで持続し、性欲も止まらない。
「十数階建てのマンションの10階以上の部屋に閉じ込められてたの。外鍵を閉められてしまうので逃げられない。窓から飛び降りれる高さじゃないし、泣き叫んでも誰の反応もない。その人が部屋にいるときが唯一のチャンスだから逃げようとするんだけど、いつも見つかってぶっ飛ばされる。で、覚せい剤を打たれる」
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ある晩、逃げた。その日は男が酒に酔って帰宅し、眠り込んでしまったのだ。いましかない。素足でマンションを飛び出し、民家に救いを求めた。