匿名さん
「結婚2年目くらいまでは、実は何度かセックスについて妻から色々言われたことがありました。寝る前にたぶん誘ってるな、という行動に出ることもあったし、『もう少し女として見られたい』『子どもが欲しい』『あなたは子どものこと考えてる?』と言われたりもしました」「気づけば4年間、セックスしてなかった」結婚記念日の翌日に妻から離婚を言い渡された夫の懺悔(webマガジン mi-mollet) - Yahoo!ニュース
作家・ライターとして、多くの20代~40代の男女に「現代の男女が抱える問題」について取材をしてきた山本理沙。その赤裸々な声は、まさに「現実は小説より奇なり」。社会も価値観も変化していく現代の夫婦問題
そのとき俊哉さんはどう反応したのか? と伺うと、驚くことに、彼は俯きながら「あまり覚えていない」と小さく答えました。
「妻を鬱陶しく思ったとかイライラしたとか、ヤバいと思ったとか、そういうのでもなく……ただ、性欲が湧かないのに、セックスがしたい妻と向き合うのがちょっとキツかったんだと思います。何となく宥めたり、他の話題に変えてその場を凌いでた気がします。彼女は主張が強いタイプじゃないので、それで怒ったり、その後気まずくなったりすることも特になくて。
一度旅行先で『どうして何もしないで寝ちゃうの?』と泣かれたときは流石に焦りましたが、たしか『疲れててごめん』と、妻を抱きしめて寝て朝になると、また彼女は普通の状態に戻っていました」
子作りに関しても、俊哉さんは深く考えていなかったそうです。作らないというわけではないし、いつかきっかけやタイミングがあればきちんと考える。
期限のない「いつか」は、時にはっきりとした拒絶よりも酷であるように思います。
ちなみに4年間ものセックスレス生活の間、俊哉さんは性欲が一切なかったのかというと、そういう訳ではなかったよう。「たまに、そういう関係になる女の子はいました」と絞り出すような声で答えてくれました。そして、はっきりとは言わないまでも、妻は夫の浮気に気づいていたようです。