ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」

ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」

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匿名さん



ジャニー喜多川氏の少年たちへの性加害疑惑 英BBC番組の制作者「沈黙の壁あった」:朝日新聞GLOBE+

男性のトップアイドルグループや人気歌手が数多く輩出してきた芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」創業者で、2019年に亡くなったジャニー喜多川氏が生前、事務所に所属する少年たちを性的に搾取していたとする証言を集めたドキュメンタリー番組...
会見で、取材にあたったジャーナリストのモビーン・アザー氏は「私たちは取材でここまで『沈黙の壁』にぶつかるとは思っていませんでした。組織やジャーナリスト、企業、音楽業界の人々は自分たちの経験を共有したがらず、意味のある形で関わろうとしませんでした。番組の最大の狙いは議論を呼び起こすことにあります」と述べた。

日本育ちという番組のディレクター、メグミ・インマン氏は「人々が口を開くことを、ここまで恐れているとは思っていませんでした。また、この事案が人々の間でほとんど作り話や都市伝説のように考えられていること、そして、私たちが児童虐待だとみなしていることがセレブのゴシップとして扱われ、真剣に扱われていないことの2点に非常に驚きました」と振り返り、「人々が声を上げられるようになること、そしてジョニー喜多川氏のような力のある立場の人が責任を問われることを望みます」と話した。

また、ドキュメンタリーには1999年に喜多川氏の性加害疑惑を追った週刊文春編集部の当時の記者たちも登場する。当時の一連の報道について、日本国内の他のメディアが追随することなく疑惑についてほぼ無反応だったと証言。民事裁判で、一部の加害行為が事実であると認定する判決が確定したあとも喜多川氏に対する刑事訴追が行われなかったことを、アザー氏は驚きをもって伝える。
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