匿名さん
大谷がWBC2度目の登板となり、メジャー移籍後最速の164キロを出し、48%の視聴率を獲得した3月16日の準々決勝のイタリア戦における世代別視聴者構成を見ると女性50歳以上(F3層)が32.7%で、男性50歳以上の34.2%に肉薄する数字だった。この試合では35歳~49歳の男女を比べると、男性7.3%に対し、女性は9.1%と上回った。なぜこうも女性に人気が出たのか。テレビプロデューサーの鎮目博道氏はこう明かす。連日視聴率40%超えのWBC 大谷翔平に夢中になっているのは「50歳以上の女性たち」だった! | FRIDAYデジタル
3月16日の準々決勝・イタリア戦後、対戦相手にいたエンゼルスの同僚、フレッチャーを見つけた瞬間。リラックスした時に見せる屈託のない笑顔が特に50代女性をひきつけている(写真:アフロ) 野球の世界一を決
「一番大きいのはやっぱり、大谷、ヌートバー、ダルビッシュという、この3人が圧倒的に、50代の女性の心を掴んでるんじゃないかなと思います。みなさんイケメンですし、野球ができて、かっこいいし、爽やかで、しかも本場のメジャーから来ている。ド根性の体育会系のイメージと違った、スマートな感じが女性の好感度をあげたのではないかと思います」
(中略)
「テレビの世界はやっぱり、女性人気が高くないと数字が取れない世界です。そういう意味でいうと、さきほどあげた3選手に共通してるのは、女性から見た時に嫌う要素がないという点です。視聴者側に立った場合、男性はプラス評価ですが、女性はマイナス評価です。たとえば男性はテレビに出てくるある出演者に対して比較的『嫌いだな』と感じたとしても、見た目が好みとか、面白いとかの要素があれば見るんです。でも女性の場合はその逆で、ある出演者に対してひとつでも『イヤだな』と感じる要素があると、その人が出ている番組を見たくなくなってしまう傾向があります。
たとえばTBSの安住紳一郎さんや今はフリーで活躍される羽鳥慎一さん、桝太一さんなどもそうですが、女性に嫌われないし、男性も嫌じゃない、誰にも嫌われないキャラですよね。だからこそ、朝や昼の女性がよく見る情報番組の司会をされてきているわけです」(鎮目氏)