匿名さん
※以下抜粋※近所の子どもに「春休みはいつから?」「縄跳び忘れているよ」と声をかけただけで不審者扱い!怖がる子どもに過剰な親、不審者通報が絶えない理由 | 週刊女性PRIME
子どもを犯罪から守るべくその地区の警察や自治体、教育委員会などにより発信されている不審者情報。一方で、忘れ物を教えてあげただけで不審者扱いされるケースもありーー。
《学校から帰宅後、小学校中学年の男子児童2名がマンション内のエレベーターで女に「春休みはいつから?」と声をかけられたという事案が発生しました。児童は無視をして逃げ実害はありません》
《小学校低学年女子児童が公園のベンチに座っていた男から「何年生?」と声をかけられる事案が発生しました。女児は顔を知られたことが怖く、逃げました。警察へ連絡しました》
「例えば冒頭の“春休みを聞いた女”というのは、そのあとに書かれている情報を見ると70歳から80歳の女、とありました。これは普通に孫に話しかける感じで春休みはいつ? と聞いただけだと思うんです。ベンチで何年生? と聞いた男というのも70歳から80歳男ということでした。
隣に座ってきたから声をかけるというある種、安心させようとして声かけしたのでは、と思ってしまいます。違和感を覚えるのは、これらはいずれも子どもが親に報告し、親が学校なり警察なりに連絡している点です。私だったら子どもが怖がっていたら“怖くないよ、不審者じゃないよ”と伝えますが」(Aさん)
この過剰ともいえる不審者通報はなぜ起こっているのか。
「近隣のコミュニティが減少しているからでしょうね」と、前出の村田さん。
「今は子ども会なども廃止の方向の地区が多いですし、両親も近所の人と話す機会が少ないのでしょうね。知らない人=怖い人と子どもは思ってしまいますから。
顔見知りであれば声をかけても不審者ではないが、知らない人だから怖いと思ってしまう。また、家庭でも“知らない人とは話さないように”と教えられている。これは大事なことですが、一方で危険。子どもに安全か危険かを見極める目を持たせる教育をしてほしい」