匿名さん
私の住むシアトル地区ではキンダーガーテンが小学校に組み込まれており、幼稚園年長から小学5年生までが同じ小学校に通い、9月から新年度が始まります。毎年、新年度に合わせて、リストにある鉛筆やハサミといった文房具からティッシュなどの日用品までの指定品を各家庭で購入したら学校に提出、あるいは各家庭で決まった金額を支払って学校で必要品をまとめ買い、というシステム。アメリカと日本でこんなに違う小学校事情。合理的すぎる入学準備にビックリ | ESSEonline(エッセ オンライン)
4月の子どもの小学校入学を前に、「入学準備がとにかく大変!」と実感されている方も多いのではないでしょうか。では、海外での小学校ではどうなっているのでしょうか? ここでは、アメリカ・シアトルに住んで2…
子どもたちは、それを必要なときに共有して使っています。個人の持ち物ではないため、色鉛筆の全色、おはじき一つひとつまでの名前つけを夜中までかかって終わらせる、なんてことはもちろんなく、日本のような負担感は皆無です。
各家庭で個人的に用意するのは、ランドセル代わりとなる「バックパック」。リュック式に背負うタイプのほか、最近はキャスターつきのキャリーバッグ式バックパックもよく見かけます。とくに決まりはなく、アニメ、ゲームなどのキャラクターものから、ファッションやスポーツのブランドものまで、デザインも素材もカラーもなんでもあり! 子どもによっては、お気に入りのキーホルダーなどをジャラジャラぶら下げていることも。
布製のリュック式なら、ターゲットやウォルマートなどの大型スーパーマーケットで10ドル(約1300円)くらい出せば買えるので、新学年を迎えるたびに新調する家庭も少なくないようです。小売業界もそれを見越して、新年度が始まる9月を前に「バック・トゥー・スクール」と呼ばれる大規模セールを行うのが通例です。そのため、日本のように「6年間使うものだから」というこだわりの意識はまったくありません。
近年は人気モデルのランドセルが争奪戦となり、すでに今年も来年度の新入生向けの「ラン活」も始まっているとか。それを考えると、アメリカでの小学校入学準備はまったくと言っていいほど手間がかからないですね。