匿名さん
鈴木さんを特に悩ませたのは、子ども会の活動だった。子どもたちが祭りや行事に参加できなくなるため、「入会しない保護者はいない」と語る。入学とともにLINEグループへの招待がきて、承認とともに「入会」したとみなされるという。昭和かよ…PTAにモヤる4月 母親代表というナゾ役職、ひとり親に「勝手に離婚したんやろ」 - 弁護士ドットコムニュース
「行事に参加できないと連絡すると『仕事って、都合のいい言い訳ですね』と返されました。ひとり親に『勝手に離婚したんやろ。わがままや』と陰で言う人もいました」弁護士ドットコムニュースがLINEでPTAに関す...
経営している店の定休日は月曜日と第3日曜日。卓球やかるた大会など、ほとんどの行事に参加できたものの、どうしても行けない行事があった。地区の一大イベントで、朝9時から夜21時までの長時間拘束を余儀なくされる祭りだ。
約50人が参加するグループLINEに「仕事の都合で参加が難しい」と連絡すると「仕事って、都合のいい言い訳ですね」と返されたという。
「この発言をしたのは、土日休みの仕事をしている女性でした。卒業後も地域内で会う機会はありましたが、挨拶をしても無視されています」(鈴木さん)
一方、PTA活動は「仕事と言えば融通がきくため、楽ではあった」。役員は会長・副会長・会計の3役のみ。役職につかずに小学校生活を乗り切る保護者もいる。鈴木さんにも3人の子どもがいるが、役員を経験したのは一度きりだ。
慣例で、PTAと子ども会の会長は男性、PTAの副会長と会計は女性と決められていたが、子ども会はどちらでもよいとされていた。ところが、性別を決めていることから、ひとり親家庭に「ずるい」という声があがることもあった。母子家庭の場合はPTA会長をする必要がないためだ。
「いろいろな事情がある人もいるとは思うのですが、『勝手に離婚したんやろ。わがままや』と陰で言う人もいました」(鈴木さん)