匿名さん
日本人の平均年収が約443万円と言われる中、驚きの金額だ。しかも、正社員ではなく、契約社員で、「日本で言ったらバイトくらいの感覚」と言う。しょなるさんは、高額な賃金の理由について「最低時給が高いのと、今は円安の影響も受けて円換算すると多く感じます」と説明した。オーストラリアで働く30代男性、“工場バイト”で手取り年収750万円 「まわりのワーホリはもっと稼いでる」
オーストラリアで働いている30代の日本人男性が、「ワーホリ3年目の工場バイトの手取り年収は750万円」と公表し、大きな話題になっている。ワーキングホリデーを利用し、オーストラリアに住んで4年目のしょなる(@5h0na1)さんに聞いた。
しょなるさんは、「働き方に関しては、オーストラリアの方がストレスがないです」と言い切った。日本では午前8時半から遅いときまでは深夜近くまで働くこともあった。「誰でも稼げるとは思わないですが、日本と同じ仕事をすれば日本よりは稼げます」と実感を込める。職種による違いはあるものの、努力や労働時間に見合った報酬を得れることはオーストラリアの大きな強みだ。
一方で、オーストラリアで働いたこそ分かる日本のよさも感じているという。「海外で働くと、日本の技術やクオリティーのレベルの高さはすごく感じます。住むなら日本がやっぱり好きで、住みやすいので、お金以上のメリットが日本にはあると僕は思っています」。賃金は劣るものの、それを補って余りある魅力があると指摘した。
しょなるさんは、「日本で外国人が仕事を見つけるのが、日本人より難しいのと同様に、オーストラリアでは日本人が仕事を見つけるのは難しくなると思います」と、採用までのハードルは決して低くないことを付け加えた。日本人のみならず、アジア各国からオーストラリアを目指す若者や労働者がいる。ワーキングホリデーで大人気の国だけに、これからは国際的な競争力も問われそうだ。