匿名さん
「近くのゴミ置き場にゴミを捨てに行ったら、居合わせたご近所の方に『お宅はゴミを捨てられませんよ』と言われたんです。『ゴミ捨て場の管理は自治会がやってるから、自治会に入ってない人は使う権利がないんです』と。『じゃあ、どうすればいいんですか?』と聞いたら『役場に聞けばいいでしょ』とつっけんどんな言い方をされました。ゴミ捨てすらも許されない…!地方移住した64歳夫婦が喰らった「恐怖の自治会」による壮絶よそ者イジメ(清水 芽々) @gendai_biz
製薬会社に勤めていた夫・太一さん(仮名・64歳)の定年に伴い、甲信越地方のある町に移住した佐伯恭子さん(仮名・57歳)。移住先に終の棲家を構え、新生活をスタートさせることとなったが、自治会に加入しないことでトラブルを招くこととなり……。
それで役場に聞いたら『そういうことでしたら、クリーンセンターに個人で持ち込むか、清掃業者と個人で契約してもらうしかないですね。ちなみにどちらも有料です』と言われました。『住民登録しているのにゴミ捨て場を使えないなんておかしいじゃないですか!』と抗議をしても『…自治会の方に交渉してみてください』の一点張りで話になりませんでした。」
(中略)
恭子さんが近所にある個人経営のスーパーマーケットに買い物に行くこともあったが、従業員の対応は終始無言。声を発するのは会計時の「●●円です」だけだった。
「その会計もちょっとおかしくて、レシートを見ると買ったもの以外に500円とか追加してるんです。『これは何ですか?』と聞いたら『駐車場代です』と言われて…。なんでも駐車場として使っている土地は自治会の共有地だから、自治会に入ってない人間はお金を払わないと使えないんだそうです。」
「自治会に入っていない」というだけで冷遇され続けた佐伯さん夫婦は、挨拶をしても無視され、代わりに他の住民から「胡散臭いものでも見るような」視線を常に向けられていた。
「これ見よがしにヒソヒソ話をされるのはしょっちゅうで『得体が知れない』とか『怪しい』という単語が聞こえて来たこともあります。要するに自治会に入らないということは他人と交流する気がないという意味であり、そういう人間は後ろ暗いことがあるに違いない、という考えなんですよ」