匿名さん
・そもそも子どもを産みうる女性がいない止まらない超少子化…子どもを産みうる女性激減、結婚したくてもできない人が多いという「厳しすぎる現実」(現代新書編集部)
出生数が急減している人口減少日本で各業種・職種に何が起こるのか?
また、25歳~39歳の女性人口の減少は少子化の決定的な要因である。
そもそも子どもを生む女性の数が減っているのだから、出生数が減るというのは当然の帰結なのだ。
(略)このペースでいくと、出生数がたった20万人の時代もやってきます。政府がやった感だけ出す少子化対策や子育て支援策を打ち出しても、社会が縮んでいくでしょう」
2040年の年間死亡者数は168万人、出生数は74万人、生まれる人より亡くなる人の数が100万人近く多い未来がやってくる。
河合氏の見解――。
(略)出生率が低い状況が続くと子どもがいないことを前提に社会が形成されるようになります。すると、子育てコストが高くなり、ますます子どもを産み育てることが『損』という価値観が蔓延していきます。
最大の子育て支援策は経済です。政府が、人口減少でも経済成長できるというメッセージを出さないと、多くの人が不安で子どもを持とうと思わないでしょう。
決まった未来でもう一つ厳しいことを言うと、30年後の30歳人口は今の7割ほどになります。そうなると、自衛隊や警察官が機能しなくなります。目の前の日常生活のありとあらゆることが崩れていくのです」
「日本の少子化は、結婚が阻害要因になっています。つまり、結婚をしたくてもできない状況があります。
日本で男性の子育て参加の文化を根付かせることも大事ですが、それ以前に、結婚したくてもできない人をどうサポートするかに力を入れた方がいいと思います」