匿名さん
子どもに向かって、「大谷翔平や藤井聡太を目指してがんばれ」という親は多いでしょうが、残念ながら、とてつもない才能をもち、とてつもない努力ができるのは、ごく一部のひとだけです。きわめて高いレベルでライバルたちが競争し、そのほとんどが脱落していくという過酷な世界だからこそ、勝者に大きな富と名誉が与えられるのです。どれだけ努力しても「大谷翔平や藤井聡太になれない」ほぼすべての人たちへ | マネーポストWEBマネーポストWEB
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でMVPの活躍をした大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)について、米経済誌フォーブス(電子版)は今年の年収がMLB選手トップの6500万ドル(約85億円)...
だからといって、ここで「夢を諦めろ」といいたいわけではありません。私の提案は、競争が激しく、勝ち残るのが難しい「レッドオーシャン」を避けて、競争せずに棲み分ける「ニッチ」戦略によって、ライバルが少ない「ブルーオーシャン」に移っていくことです。
強者の土俵で戦うことを避け、自分の能力が優位性を持つ市場を見つけることができれば、それが成功への近道になります。とてつもない才能がなくても、とてつもない努力ができなくても、競争相手の平均を上回っていればじゅうぶんな利益(金銭的な収入と高い評価)を獲得できます。たとえ大谷翔平や藤井聡太になれなくても、自分の強みを活かせるニッチに活動の場をずらすことで、(それなりの)成功を手に入れることができるでしょう。