匿名さん
妻は夫に「どうして無視するの? 私が何か悪いことをした?」と何度も聞きましたが、夫は聞こえていないかのように頑として答えない……あのことが夫を不機嫌にさせたのだろうか、それともこのことだろうかと悩み、何度も夫に聞き、やはり無視されるうちに妻は、無視され続けることのあまりの精神的苦痛の大きさから、周囲から重篤な病気なのではないかと心配されるレベルで瘦せてしまったほどでした。妻を数カ月無視した夫…離婚裁判で驚きのホンネが。深すぎる“日本のジェンダー問題”が背景に | 女子SPA!
性教育が遅れている、といわれて久しい日本。近年はようやく変化の兆しが見えてきました。学校教育に問題は多くとも、幼少期からの性教育が大事という考えは社会にだいぶ浸透してきたと感じます。子ども向けの性教…
耐えきれず妻は離婚を決意し、最終的には裁判となりました。そこでようやく夫の「自分が機嫌を損ねた理由に、妻には自力でたどり着いてほしかった」という本音が明らかになったのでした。自分から言うのでは意味がない。妻がこちらの胸中を慮り、察し、理解する。そのことに意味があったのだ、と。
この夫が極端な性格なのだと思われるかもしれませんが、離婚裁判を扱っている弁護士なら、程度の差はあれ「よく聞く話」だと感じると思います。
妻側の代理人として夫から話を聞くこともあるのですが、「自分こそ、妻から愛されていない」「妻は自分に冷たい」というフレーズは、定番中の定番です。自分は妻を愛しているのに、妻はそうではない。だから自分が離婚を突きつけられるのは不当である、と本気で思っているのがわかります。
私から「どういうときに愛されていないと感じるんですか?」と問うと、「ここのところ、まったく立ててくれなくなった」と返ってきます。