匿名さん
――食事は1日1食で我慢するしかない月収18万円・東京在住の30歳シングルマザー「食事は1日1食」の困窮…生活保護は認められるか?|資産形成ゴールドオンライン
いつまで続くか分からない物価高。生活が困窮する人も増えていますが、その代表が低賃金のケースが多い母子世帯。生活を支援する制度として「生活保護」がありますが、審査は通るものなのでしょうか。月収18万円のシングルマザーの場合を考えていきます。
そう投稿したのは、そろそろ離乳食から卒業できるかもと、1歳の我が子の成長を喜ぶ、東京在住30歳のシングルマザー。結婚生活はいろいろと問題があり2年を待たずに破綻。養育費はもらえず、月18万円の給与でなんとか親子2人、暮らしているといいます。
生活困窮者へのセーフティネットとして生活保護がありますが、前出のシングルマザーの場合はどうでしょうか。
東京都23区の母子世帯(0〜2歳未満の子1人)の最低生活費は15万6,210円(生活扶助基準額:7万3,520円、母子加算:1万8,800円、児童養育加算:1万0,190円、住宅扶助基準額:5万3,700円)。
一方で、シングルマザーの月収は18万円、手取りにすると14万5,000円程度。一見すると最低生活費を下回りますが、生活保護の受給には、資産の活用や後述する児童手当などの活用状況なども加味されます。それらをプラスしても最低生活費を下回れば、その差額分の生活保護が認められます。今回の場合は、最低生活費を上回る可能性が高いことから、生活保護の受給は難しいと考えられるでしょう。