匿名さん
竹中平蔵「日本人は90歳まで働くことになり、手取りは減り若者は絶望する」働かない中年社員の給与はテストで決めろ - みんかぶ(マガジン)
プレミアム特集「学び直し」第1回は経済学者の竹中平蔵氏が人生100年時代におけるリスキリングの必要性を語る。
日本の年金については、そもそも年金だけで生活できるような設計はされていません。また、女性の平均寿命87歳の日本で、65歳から22年間も年金がもらえるという制度も極めて珍しいです。今後さらに寿命が延び、少子高齢化が進みます。さらに保険制度と言いながら、税金も投入している日本の年金制度において、現役世代の負担がより大きくなります。端的にいえば、今よりも手取りがもっと減ることになります。
そうならないためにも、私は年金の受給開始年齢の引き上げをなるべく早く実施するべきだろうと思っています。まずは開始を70歳に上げるべきだと考えていますが、当然、大きな反発があるはずです。しかし、例えば1年ずつなど段階的にでも上げていかないともうもたないのです。
そうして日本人は、近い将来、80歳、90歳まで働くことになるだろうと考えています。