匿名さん
「半年前、ハローワークで紹介された会社で生まれて初めて面接をしたんです。介護の仕事なんですが、無職やニート、引きこもりにも理解がある会社と聞いて、思い切って応募しました。でも、そういった理解のある会社ですら、面接をしたら私はお荷物になると感じたようです」「20年間引きこもり」の43歳女性が絶望…「もし母が死んだら」と怯え続ける「高齢親・中年娘」の末路(伊東 由美) @moneygendai
「8050(はちまる・ごうまる)問題」が話題になって久しい。
人生で初めて履歴書を送り、応募した会社は地元の介護施設。学歴や経歴、年齢は不問であることと、無職にも理解があるとハローワークの窓口で説明があったことで、応募してみたという。
しかし、長年の引きこもり生活の影響か、森下さんには対人恐怖症のような症状が現れ、いざ面接の場に立つと緊張で頭が真っ白になり、まともに発言ができなくなってしまった。
「緊張のせいで口が回らなくなったり、そもそも相手の質問の内容も頭に入ってこなかったりして、全然受け答えができなかったんです。始めは親切そうに話してくれていた担当者も、『聞いてる?』『質問の意味、理解できる?』と、まるで子どもに話しかけるかのような態度になっていきました。
それを見て、ああ私はもう普通の大人の会話すらもできない中年になってしまったんだな、と落胆しました。
それもそうですよね、本来ならいろいろな経験を積むはずの20年を、私はただネットやゲームだけに費やしてきたんですから……」