匿名さん
●バーコードスキャンをかいくぐる「もやしパス」セルフレジ万引き横行、「もやし」スキャンで和牛持ち去る 監視カメラより「声かけ」が重要 - 弁護士ドットコムニュース
スーパーでセルフレジの導入が進んでいる。客にとっては待ち時間の解消に、店にとっては人件費削減など生産性向上につながるメリットがある。一方で、セルフレジを悪用した万引き被害が大きな問題になっている。...
どんな手口が多いのか。伊東さんは「複数の商品を1つにまとめてスキャンし、レジをすり抜けたり、ビールケースなど大型商品をショッピングカートの下に置き、スキャンしなかったりとさまざまです」
「もやしのバーコードを紙にはって、輸入菓子とか和牛とか高額商品のバーコードを隠して精算する手口もあります。まるで『もやしパス』ですよ」。
●「監視カメラは事後確認のためのもので、万引き抑止には効果がない」
「セルフレジで万引き被害ゼロを目指すことは無理だと考えています」。伊東さんは断言する。伊東さんの経験では、しっかり教育したスタッフを2人配置して、8割ぐらい万引きを減らせる感覚だ。
「今の技術では機械化や自動化で万引きを防ぐことは難しい」
●「疑うより、ホスピタリティー向上の意識が万引き防止につながる」
セルフレジの不正利用による万引きは、比較的新しい手口で対策も手探りだ。「間違えてしまった」「忘れていた」など、言い訳がしやすいという万引きの特性もある。
大久保准教授は「お客さんを疑うより、ホスピタリティーを向上させる意識を持つ。そのことが結果として目配りにつながり万引き防止につながります」と話す。