「なぜ日本人は部屋を片付けられないのか」。一級建築士が指摘する“明確な理由”

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匿名さん



「なぜ日本人は部屋を片付けられないのか」。一級建築士が指摘する“明確な理由” | 日刊SPA!

こんにちは、一級建築士の八納啓創と申します。会社員の方から上場企業の経営者宅まで、住む人が幸せになる家をテーマにこれまで120件の家づくりの設計に携わってきました。『日刊SPA!』では、これまでの経…
なぜ多くの日本人が片付け下手なのでしょうか? 大きく分けてふたつ理由があります。

一つ目は、「子供のころに片付けることを教えてもらわなかった」から。

例えば他の先進国は、幼少期のころから子供部屋を使って、部屋の片づけを学ばせる文化があります。おもちゃ箱の周りのスペースを整理整頓するところからスタートし、子供部屋を与えられた時点で、部屋を整理整頓することを学んでいきます。

家庭によっては、片付けられない日々が続いた場合、罰として部屋を没収したりする……。そういう経験を経ているからこそ、整理整頓が身についていくのです。

(中略)

そしてもう一つは、「他の先進国に比べて物が圧倒的に多い」ということ。各国の一般住宅で「どれくらい荷物があるか」が一目瞭然で分かる『地球家族』(TOTO出版)という書籍があります。

この書籍によると、家の前にすべての荷物を並べた際の総量は日本が圧倒的に多いのです。結局のところ、日本人が片付けられない理由としては、「荷物の量が多すぎて納まらない」からなのです。

片付けの基本は、所有する荷物の量をコントロールしながら、適材適所にものを収納することに終始します。先述したように、日本人はどちらの経験も不足している傾向があります。
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