日本のサカナが「もう売れない」理由。イメージ低下で“北海道産ウニ”までも安売り対象に

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匿名さん



日本のサカナが「もう売れない」理由。イメージ低下で“北海道産ウニ”までも安売り対象に | 日刊SPA!

中国との間で新たな火種が起きている。福島原発の処理水放出をめぐり、「国民の健康と食品の安全を確保する」という建前で、日本産の水産物を事実上禁輸にしたのだ。現場の混乱ぶりと中国の真意についてリポートす…
一方、香港政府のトップも処理水が放出された場合、福島など10都県からの水産物の輸入を全面禁止にすると表明した。

「水産白書」によれば、中国と香港は水産物輸出先のツートップで、輸出総額は合わせて約1627億円に達する(’22年)。

 水産物輸出の4割を占める規模だけに、こうした措置が今後も続けば、大きな影響が予想される。

◆止まらない「日本産水産物のイメージ低下」

 一方、日本国内でも影響が出ている。築地場外市場に出入りする飲食店の買い付け担当者が明かす。

「北海道産の塩水ウニが豊洲に普段の2倍ほど並んでいて、価格もいつもより2割ほど安かった。おそらく中国に輸出できなくなったものが、流れてきたのでしょう」


◆「中国依存リスクを減らしていくしか道はない」

 中国以外の売り先はないのだろうか。

「水産物輸出先の4割を占める中国・香港以外で、高級魚を大量に買う国を新規で、すぐに見つけるのは難しい。

 欧米は最近、物価高で庶民の財布の紐はむしろ固くなっていて、世界的に高級魚介類が余っている状態なのです。

 日本としては、一時的に苦しくなるかもしれませんが、時間をかけて中国以外のマーケットも開拓し、中国依存リスクを減らしていくしか道はない」
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