匿名さん
――この本を読んでいても、鶴太郎さんは「老いる」ということを悪く捉えていないですよね。むしろ楽しんでいるようなところがあります。「若い頃は性欲という“悪魔”にも悩まされたけど…」片岡鶴太郎(68)が「老いるっていいな」と思えるようになった理由 | 文春オンライン
「若い頃は性欲という悪魔の声に随分悩まされて、どれだけ失敗してきたか」新刊『老いては「好き」にしたがえ!』を出したばかりの片岡鶴太郎さん(68)インタビュー。アンチエイジングが盛んな時代でも、鶴太郎さ…
鶴太郎 面白いですよね。「老いるっていいな」と思ってます。性欲とかそういうのもなくなってくるじゃないですか。若い頃は性欲という悪魔の声に随分悩まされて、どれだけお金や時間を使ったか、どれだけ失敗してきたか。今はそれがないから、ゆっくり時間を使えるし。
――お年を召した方の中には「終活」を始めたりして、ご自分が亡くなったときのことを考えたりする人も多いと思うんですが、鶴太郎さんはあまりそういうことには興味がなさそうですね。
鶴太郎 そうですね、死んだ後のことについては私自身は正直どうでもいいんです。もう生涯現役で、最期には午睡のごとく亡くなってた、っていうのがいいですね。長生きしたいっていう気持ちがないんです。