匿名さん
トンネルは鉄道・運輸機構が保有し、JR北海道が管理しています。湧水を汲み上げる排水ポンプや列車火災検知装置など、陸上トンネルにない設備を備えていることが特徴です。ただ、湿度が高く塩水にさらされる過酷な環境にあるため、それらが著しく劣化しているといいます。北海道新幹線に乗車して青函トンネルを通ると、湿度の高さから窓が曇ることからも、環境の過酷さがうかがえます。設備ボロボロ?「青函トンネル」の劣化深刻に 過酷な環境で機能保全に苦心 | 乗りものニュース
本州と北海道を結ぶ「青函トンネル」の劣化が深刻な状況になっています。その要因として海底トンネルならではの過酷な環境があるようです。
JR北海道は青函トンネルの維持管理に今後も年間約40億円が必要と想定。調査の結果次第で、適切な時期に大規模修繕を行うことも検討するとしています。北海道新幹線の新函館北斗~札幌間で延伸工事が進む中、円滑な人流・物流を確保するためにも、青函トンネルの維持管理が一層重要になりそうです。