匿名さん
ここまで自営業や専業主婦などと、会社員や公務員などと分けてみてきましたが、それらを合わせた約5,000万人の「日本の高齢者」がいくら年金をもらっているか、という視点でみていくと、これまでとは少々違う景色がみえてきます。「年金、月にいくらもらっていますか?」…日本の高齢者、衝撃回答を連発|資産形成ゴールドオンライン
現役引退後、いったいどれくらいの年金をもらうことができるのか……参考までに、いま年金を受け取っている人たちに受取額を聞いたら、少々引いてしまう回答が返ってくるかもしれません。みていきましょう。
「月、5万円ないくらいかな」
…年金受給者の18.20%
「月6万円から7万円くらいだね」
…年金受給者の31.08%
「月10万円を超えるくらいかな」
…年金受給者の10.03%
年金が月5万円に満たない人が2割弱。そして月8万円に満たない人が6割強。「年金、いくらもらっていますか?」の質問に対し、日本の高齢者たちは「えっ、そんなに少ないの?」と声にしてしまいそうな金額を、なんとも普通のことのように答えていくでしょう。老後にもらえる公的年金、「日本の高齢者」と大きなくくりでみていくと、想像以上に少額です
もちろん「会社員の夫と専業主婦の妻」とか、「自営業の夫と会社員の妻」など、いろいろなパターンの家族のカタチがあります。そのような事情も考慮していないので、「年金受取額が少ない=暮らしていけない」というわけではありません。実際に「年金が少なくて生きていけない……」という高齢者は少数派。それに日本人は大の貯金好きなので、老後を見据えてしっかりと貯めこんでいる人が多数派。年金生活に突入しても、なんだかんだいってやっていけるようです。