匿名さん
ある父親は90代前半、母親は80代後半。50代の次男は仕事に挫折、20代半ばで家に戻り、自室にひきこもった。「いつまで甘えてんだ!」と父は罵声と共に殴りかかった 長期化するひきこもりと“話し合えない家族” | AERA dot. (アエラドット)
80代の高齢になった親が、社会からひきこもった50代の子どもの生活を支える──。いまや8050問題は社会全体の課題だ。長いコロナ禍の裏で、当事者たちの孤立化は一層進んだ、と識者は指摘する。AERA…
「おまえ、どうすんだ!」「いつまで甘えてんだ! いい加減にしろ!」
次男に父親は罵声を浴びせ、殴りかかった。社会から撤退せざるを得なかった息子の苦しみを考えもしなかった。
「次男はどうしようもないから家にいるのに、どうすればいいかを考えるのではなく、頭ごなしに怒鳴ればなんとかなる、と父親は思っている」
「次男は父親がいない時、台所で料理をする母親の後ろをうろうろしているという。だけど、母親は台所仕事の方が忙しい。息子が何か言いたがっているのに、夫のためにちゃんとした料理を作ることを優先する」