匿名さん
Bさんは、夫を亡くしてひとり暮らし。お嬢さんも結婚して、今は車で1時間ほど離れたところに住んでいます。ひとり暮らしになったので食費は減るかと思いきや、むしろ増える一方で、月に10万円近くかかっています。食費に月10万円、化粧品に5万円…単身の年金生活者の生活費が信じられないほど爆上がりするカラクリ 夫が遺した貯金に手をつけ、生命保険の契約者貸し付けも…
家計の赤字がなかなか改善できない人はなぜできないのか。家計再生コンサルタントでFPの横山光昭さんは「ついものを買い込んでしまう心配性の人、孤独感を紛らわせたい人、優先順位をつけられない人は家計のバランスに関係なく、買うという衝動を止められない傾向がある」という――。
聞けば、娘や友人に「おいしい○○があるから取りに来ない?」と、どうやら食べ物を誘う口実にしているようなのです。ほかには、「食事をごちそうするから会いましょう」と言って、食事をおごる機会も増えたようです。
食費だけでなく、被服費も増加しました。でも、別に洋服が欲しいから買っているというわけではなさそうです。「店員さんと話したいから」「常連さん扱いしてもらえるのがうれしいから」というのが理由です。話し相手が欲しいためにお金を使っているのです。