匿名さん
一部抜粋・・・「楽天モバイルに移れる人は今のうちに移ったほうがいい」楽天が生き残れなければ、日本の家計は大惨事になる 楽天経済圏が崩壊するとき、携帯代もサブスク代も一気に上がる
楽天グループは12月1日からSPU(スーパーポイントアッププログラム)の還元率を変更することを発表した。経済評論家の鈴木貴博さんは「今回の改定には楽天の生き残りをかけた戦略が打ち出されている。楽天グループの収益の足を引っ張っている楽天モバイルの加入者を増やすことが狙いなのだ。実は、日本経済にとっても重要な意味がある」という――。
もし楽天グループが経営破綻するようなことがあれば何が起きるのでしょうか。確実に起きることは、さまざまなネットサービスの大幅な値上げです。
たとえばアマゾンプライムの年会費です。アマゾンプライムの年会費は今年8月、それまでの4900円から5900円へと値上げされました。アマゾンの送料が無料になるプライム会員にとって、値上げは打撃ではあるのですが、実は海外のアマゾンプライム会員の年会費と比較して日本の年会費は激安な設定になっています。
楽天市場が存在することでアマゾンが牽制され、アマゾンの低価格のおかげで他のサブスクが牽制されるという構造が、わたしたち日本人のネット生活を快適にしています。
スマホ料金も同じで楽天モバイルが存在することで、携帯3社があそこまで格安な携帯プランを用意することになったわけで、楽天モバイルがなくなってしまえばスマホプランは以前に戻ることはなくても月額4000~5000円の水準に逆戻りしてしまうでしょう。
あくまで中立の立場でお伝えすると、楽天モバイルに移ることができる人は、いまのうちに楽天モバイルに移ったほうがいい。そうしないと日本のネット生活を裏で支えてきた楽天経済圏というエコシステムは、いつ崩壊するかわからない。そしてそれが崩壊するときは、他社のサブスク料金が一斉に値上がりし始めるときなのです。