33年間ひきこもった男性が外に出ることができた意外な理由…人生で初めて働いて得た4000円で買ったもの

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匿名さん



33年間ひきこもった男性が外に出ることができた意外な理由…人生で初めて働いて得た4000円で買ったもの | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

いじめや手術が原因で、高校卒業後に家にひきこもってしまった山田博之さん(仮名=51)。愛猫の死でパニック発作を起こし、家から一歩も出られない20代を過ごした。やっとの思いで回復した矢先に家族に心ない仕打ちをされ、再び自室でひきこもりに。そんな彼がついに働き始めることができた意外な理由とは――。(前後編の後編)
■推し活が“心のリハビリ”に

山田さんは家の手伝いも居場所だった書店通いもやめて酒浸りの生活を続けていたが、42歳のときに酒を飲むのをやめた。身体を壊してしまい「健康的に生きたい」と思って抹茶や濃い緑茶を飲み始めたら、自然と酒量が減っていったのだという。

酒をやめると自然と目が外に向くようになり、1、2か月に1度、女子サッカーの試合を見に行くようになった。
テレビで試合を見て、「選手たちが礼儀正しくて素敵だな」と感じたのだという。

試合会場が遠方の場合は、高速バスや青春18きっぷを使って節約しているが、交通費の他に宿泊代もかかる。母親に頼むとその都度お金を渡してくれるのだが、お金のことに関して毎回嫌味を言われるのが辛かったという。

「旅行に行くと言うと、あれこれ難癖つけて、お金を投げつけるような感じでくれます。自分の食事は自分で作っているので、近所のスーパーにも行きますが、私が何を買ったのか母親はレシートを必ず見て、数百円でも全部把握しないと気がすまない。じゃないとお金はやらないという態度なんです」

母親とやり取りをするたびに山田さんはストレスがたまり、「自由になるお金がほしい」と思うようになった。それが後に、「働こう」と思う原動力の一つになるのだから、何が幸いするかわからないものだ。
■ひきこもりが外に出てくるとき

山田さんに仕事を紹介した代表の女性は、これまで25年に渡ってひきこもりの支援をしてきた。その経験を踏まえて言う。

「山田さんのように、親が何にもしてくれなくて放ったらかしのほうが、意外とひきこもりから出てくるんですね。お父さんが定年退職して家にいるようになって、『働かざる者食うべからず』と言われて家にいたくなくて、ひきこもりから出てきた子もいます。

逆に、ひきこもりの子を心配して手取り足取りお世話して、団体が主催する親会にも来ているお母さんの子どもは全然出てこない。だから、ひきこもりにとっては少し居心地が悪いくらいのほうがいいのかもしれないですね」
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