匿名さん
文部科学省『国立大学等の授業料その他の費用に関する省令』『私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査』によると、初年度納付額は国立大学で80万円強。私立大学になると、文系学部で120万円弱、理系学部で150万円強。順調に4年間で卒業できたとしたら、国立大学で240万円強、私立文系で400万円強、私立理系で550万円強。確かに、結構、お金がかかります。喜んでばかりいられません。年収650万円・平均的な大卒サラリーマンの子…「やった!大学合格」と歓喜もすぐに知る「絶望的未来」|資産形成ゴールドオンライン
1月13日、14日の2日間に渡って行われる「2024年度大学共通テスト」。約50万人の受験生、「合格」を目指して奮闘しているところですが、「祝!合格」となっても、喜んでばかりはいられない現実が待っています。みていきましょう。
厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査』によると、大卒サラリーマン(正社員、平均年齢42.4歳)の平均給与は、月収で40.0万円、賞与などを含めた年収で658.4万円。そこから毎年100万円前後のお金が出ていくわけですから、確かにキツイものがあります。さらに親元を離れて下宿となると……思わず涙目になってしまいそうな現実です。
日本学生支援機構『令和2年度 学生生活調査』によると、大学(昼間部)で奨学金の受給者は49.6%。不採用や希望したが申請しなかったというケースも含めると、57.8%と6割に迫ります。なぜ奨学金を利用するのか……理由は単純、家計が苦しいから。