匿名さん
東京都板橋区在住の5歳の娘を抱えるシングルマザーAさんは29歳。手取り約14万円でパート勤務をしています。パート収入のほかに、元夫から養育費として月に5万円と児童扶養手当や児童手当をもらっています。しかし、住まいは賃貸で家賃の支払いもあり、生活は決して余裕のあるものではありません。 食料品や光熱費の値上げもあって毎日切り詰めて生活をしていますが、娘も友達からいろいろと聞いてくるのか、最近は「わたしもディズニーランドに行きたい」と遠慮がちに言ってきます。 シングルマザーの場合、受け取れる生活保護費の額は居住する級地区分によって次のようになります。 (例)東京都23区内の生活保護費を計算【令和5年度】 [子ども一人(3~5歳)の場合] 合計15万6,210円 これを知ったAさんは驚愕しました。 「私が働いているあいだ、代わりに家で娘をみてくれる人はいないので、寂しい思いをさせています。でも生活保護費では、私がひと月に稼ぐ以上のお金を受け取れるんですね……。ディズニーランドも連れていきやすいのかな……」手取り月14万円の29歳・シングルマザー、“生活保護”を羨むワケ…「娘をディズニーランドに連れていきたい」【FPが解説】|資産形成ゴールドオンライン
シングルマザーの貧困が社会問題化している昨今。収入の少なさに物価高騰も重なり、母と子でレジャーに行くといった、ほんの少しの贅沢をすることも厳しいという現実があるようです。本記事では、Aさんの事例とともに、シングルマザーの家計の実態やいざというときに助けになる「生活保護」について、FP1級の川淵ゆかり氏が解説します。

