匿名さん
そうした中、コロナ禍で入国者が非常に少ない時期に、女性1人で渡米し、「どこに行き」、「誰に会い」、「どこに泊まるのか」を入管に説明できない女性が増えました。“出稼ぎ売春”で10年間の入国禁止も コロナ禍以降アメリカで増加する日本人女性の入国拒否…対策を専門家に聞いた|FNNプライムオンライン
海外旅行先でまさかの「入国拒否」が増えている。背景には、日本人女性による海外での“出稼ぎ売春”があるというが、アメリカのビザに詳しい佐藤智代行政書士に、どのような渡航者が疑われやすいのか、移民局での尋問の様子などについて聞いた。ーー売春目的を疑われる入国拒否が増えている?アメリカでの不法就労を疑われて入国拒否されたという相談は、コロナ禍から増えてきています。特に「売春を疑われて入国を拒否された」という相談は、2019年までは年間3~4件だったのが、2020年末頃から非常に増えて来ました。ーー“…
疑いを持たれ別室で厳しい審査を受ける中、実は“性サービスを提供する目的”での入国ということが発覚し、同様のケースが他にも複数あると判断され、そこから女性に対する入国審査が厳しくなった印象です。
尋問中にスーツケースを開けてみたら大量の下着が入っていたり、多数の男性とのやりとり記録が残されていて入国拒否となった女性は多いです。
(略)
佐藤さんはSNSなどを通じて警鐘を鳴らし続けてきたが、“パパ活”などで安易に渡航する若者の多さに悲しみを感じると話す。
ーー怪しい人にはどういう質問をする?
「会う人のフルネームを言いなさい」とか、「誰がホテル代を支払うのか」「その人との関係性」などを聞かれます。
これらに答えられないとスマホの中身を見られたり、スーツケースの中を確認されたり、唾液のチェックまで求められます。
疑われやすい職業は、やはりキャバクラで勤務している方です。
お客さんと一緒に渡航していれば、売春目的で来たと判断されます。
(略)
ーー疑われないための対策は?
女性が1人で渡航する場合は、派手な格好で行かない、高価なブランドものを身につけない、航空券やホテルは自分のクレジットカードで支払う。
また、観光目的での滞在であることがしっかりと示せるようなスケジュール表を準備したり、誰かに会うのならばその人の名前と関係性を詳しく話せるようにしておくことが大事です。