匿名さん
順位をつけたりチームを分けたりすることで、実力が劣る子がやる気を失ってしまうのではないか。ナンバーワンより“オンリーワン”を重視する。そんな風潮が2000年頃から広がってきた。運動会の徒競走でも、かつてのように順位づけで競争心をかきたてるのではなく、みんなで手を繋いで横一列にゴールテープを切るような場面も見られる。運動会でも消える順位付け…子どもの“序列”はNG? 名将疑問視「現在地見誤まる」 | スポーツブル (スポブル)
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だが、辻監督はあえて、同チームに所属する子どもたちに対し、実力主義なチーム分けを敢行しているという。
「ウチも厳密じゃなくて、ふんわりとチームを分けていた頃がありました」と辻監督。だが、それによるデメリットが生じた。
「子どもらの中で、レギュラーになれる位置に自分がいるのかどうかが、“ふんわり”してしまって、『もうレギュラーになれるくらい(力がある)かもしれない』と、現在地を見誤ってしまうケースがありました」。その経験から、序列をつけない指導論を「スポーツにまで持ち込んだらダメだと思うんです」と唱える。
目標であるレギュラー入りを果たすために「まずは自分がどこにいるのかをはっきりと認識」し、ライバルとの差を埋める努力をすること。そして、目標との距離を測るために「チームを分けたり、ランクを付ける必要があると思います」と説明する。