匿名さん
――改めて、契約ノルマもご著書を拝読しているだけで必死な感じが伝わりました。過酷ノルマに追い詰められる“生保レディ”の壮絶体験「50人くらいの知り合いを失いました」 | 日刊SPA!
<(生保レディは)性別というフィルターを外して、人間として見てもらえないのが不愉快だ。屈辱的でもある。「看護婦」が「看護師」に、「スチュワーデス」が「キャビンアテンダント」に、性別による呼称の呪縛が…
忍足:クリスマスにはケーキ食べ放題とか、毎月イベントを開催するんですけど、勧誘されまくった友達が嫌気が差してしまうという悪循環でした。契約件数を達成した人のグラフの上にはお花、できなかった人はドクロマークがつけられるのも、自分を追い込む最大要因になりました。生保レディでつらかったこと第1位です。
――つらかったことの2位と3位もお伺いしたいです。2位は?
忍足:「保険会社の人間です」と言うだけで、嫌われてしまうケースです。何度も経験しました。宗教やマルチ商法のように、上司から「保険はいいものだ」と言われて洗脳されていたから、知り合いを勧誘するんですよ。怪我をしたり、病気になったら大変だ! と信じていて。
結果、大学時代の30人か40人ぐらいいたグループLINEから追放されました……。学生時代の先生にも着信拒否されて、合計50人ぐらいの知り合いを失いました。人生であれだけ嫌われたのは初めてです。