匿名さん
1 思っていたよりお金がかかる「中学受験はリスクが大きい」元塾講師が小学生の親に「高校受験の知識もつけて」と勧める深い理由 多くの家庭が直面する"5つの想定外"
子どもに中学受験をさせたほうがいいのか。大手塾の講師を経て受験指導専門家として活動する西村創さんは「中学受験は“取り扱い危険物”。どんなリスクがあるか知識を得て、覚悟を持って臨まないと失敗する。多くの家庭が直面するのが“5つの想定外”だ」という――。
■複数校受験すると、受験料だけで10万、20万とかかる
2 思っていたよりサポートが大変
多くの子は親のサポートがないと、塾のカリキュラムについていくのは困難です。
そのほかにも親は、次のようなサポートもすることになります。
• 塾への送迎
• 塾からの配付プリントのファイリングの手伝い
• 塾用のお弁当の用意
(学校のない日は昼用、夜用、2種類のお弁当を用意)
• 塾の保護者会や保護者面談の参加
• 模試の申し込み
• 学校の情報収集
• 学校説明会の予約と参加
• 志望校の入試過去問の入手や問題のコピー
3 思っていたより中学受験勉強のレベルが高い
たとえば、四谷大塚の偏差値で40以上の学校になると、もう本格的な受験勉強をしないと受かりません。楽な中学受験というものはないと考えておいたほうがいいでしょう。
4 思っていたより合格の可能性が低い
3人に1人。これが、中学受験において、最終的に第一志望校に合格できる割合です。
5 思っていたより親子ともに精神的な負担がかかる
■中学受験をやめるという選択肢も用意しておく
そのためには中学受験だけでなく、高校受験の知識もつけておく必要があります。高校受験を知ると、中学受験が絶対的に有利な進路というわけではないことを理解でき、わが子の中学受験をサポートするうえで心に余裕が生まれます。