匿名さん
すでに女性や高齢者の就業はかなり進んだ。2023年の15~64歳の女性就業者数を2013年と比較すると212万人増だ。同期間の同じ年代の男性は69万人減っている。高齢者も637万人から914万人へ1.43倍増となった。【人口減少社会】2040年の日本の就業者数は956万人減の衝撃試算 女性や高齢者の就労を促進しても人手不足は解消されない | マネーポストWEB
ふだん暮らしている中でも、人手不足を感じる機会が増えている。仕事の量に対して人手が追いついていない職場も少なくない。それを示す統計も衝撃的だ。最新の推計によれば、「今後20年以内に日本で1000万人近...
女性の場合、結婚や子育てで仕事を離れることで30代の就業率が大きく落ち込む「M字カーブ」が長年の課題であったが、内閣府によれば2022年の女性の就業率は25~29歳の84.8%に対して、30~34歳が78.4%、35~39歳は77.0%なっており、解消しつつある。
高齢者に関しては、2040年代初頭までは増え続ける見込みだが、国立社会保障・人口問題研究所(社人研)によれば2020年に1743万人だった65~74歳人口は減り始めており、2030年には1435万人となる。その後は増減を繰り返しながら減って行く。今後、増えるのは80歳以上だ。
こうした状況で高齢者の雇用を拡大し続ければ、より年配の高齢者に労働参加を求めていくということになり、現実的でない。