匿名さん
おかずが少なすぎる!大阪市の小学校給食が「あまりにショボすぎる背景」とは? | FRIDAYデジタル
〈(子供が)お腹をすかせて帰ってきます。〉公立小学校の給食に怒る親たちが大阪市に寄せた声だ。ショボすぎる給食の背景に、市政の問題を指摘。予算の使い道の優先順位は正しいのか……
「背景にあるのは給食費の安さです。小学校の給食費は大阪市が全額負担し、日額は小学校低学年で287円、中学年290円、高学年293円。金額が違うのは主食となるパンやご飯の量が違うためで、おかずの内容や量は同じなんです。物価高騰にもかかわらず、今年度のアップ額は小幅でした」(大阪市の学校関係者)
給食コンサルティングを手掛ける管理栄養士の金子明子氏は、献立が貧相に見える背景をこう指摘する。
「大阪市の日額では材料費だけでギリギリでしょう。自治体の考え方で給食の内容に大きな違いが生まれます。食に対してしっかりと考えているところは、給食費が安くても無農薬の食材や(安価で栄養豊富な)地域の作物を使う努力をしている。手作りメニューを揃えるなど、充実した食事が出るんです」