匿名さん
私は学生たちに授業をする中で、興味深い現象が起きていることに気がつきました。中学生や高校生よりも、小学生のほうが、英検を取得しやすいケースが多い、ということです。中高生から「英検の勉強」はもはや遅い"理由3つ" 英語早期教育で、難易度高い級を取る子も増加 | 英語学習 | 東洋経済オンライン
みなさんは「英検」と聞くと、どのような印象を抱くでしょうか? かつては、ただの資格試験の1つだ、というイメージが強かったかもしれません。その一方で、この5~6年で英検の扱いは大きく様変わりしています。…
なぜなのでしょうか。私たちがその理由として考えている仮説は、3つあります。
1つ目は、「何かに挑戦することや、英語に対する抵抗感の少なさ」です。
2つ目は、「習得の早さ」です。
特にリスニングの能力は高く、難しそうだな……などといった先入観もないので、どんどん聞き取れるようになります。
ちなみに、子どものうちに英語が聞き取れるようになると、その後の人生においても、その基本的な能力は衰えることなく、英語が得意な子に成長するケースが多いです。そのようなことからも、小学生のうちに英検に挑戦することには、意味があると言えるでしょう。
3つ目は、「英語を勉強する時間」の問題です。
これもよくある話なのですが、中高生になると、ほかの勉強との兼ね合いや部活動もあって、なかなか英検の勉強に時間を割くことができません。
小学生の場合は、あまりそのケースはなく、一度英語学習にハマってしまえば、何時間もずっと勉強する、という子どもたちが多いです。
親御さんたちにはぜひ、早いうちから子どもを英検に挑戦させてあげてほしいと思います。