匿名さん
50代ひとり娘「もう私を頼らないで」と言い残し、実家をあとに…年金15万円・要介護の80代母、涙ながらに語った後悔|資産形成ゴールドオンライン
親の介護は誰が負うべきなのか……多くが直面する問題です。きょうだいで平等に、きょうだいのなかで実家の近い人が……では、ひとりっ子では? 親子関係が良好でない場合は? みていきましょう。
――母は要介護認定を受けていて、病院に付き添ってほしいとか、色々言ってくるんですが……いまさら、どの面を下げて頼んでいるんだか、という話ですよ。私はもう関わりたくないんです
「父が亡くなり、急に将来が不安になったことも、頻繁に連絡を寄こすようになった一因」と女性。ただ母は月に15万円程度の年金があり、父の遺産も十分。それらのお金で老人ホームに入ればいいだけ。
そう考えていたとき、母からの電話。なんでも湯を沸かそうとしたら大やけどをしたとのこと。これには女性も飛んで実家に帰ったとか。しかし、実家につくなり、それは母親の虚言であることが分かります。
――嘘でもつかないと、家に来てくれないと思って
女性の投稿に対し、多くが「それはヒドイ!」「親子関係を切っても問題なし」など肯定的意見が目立ちました。「もう、本当に関わらない」と心に決めたときに、母からの電話。「これが最後」という気持ちで出てみると、明らかに母が泣いているのが分かりました。
――ごめんね、悪い母親で、本当にごめんね
何度も謝る母に言葉をなくす女性。「あの母が泣いて謝るなんて……」、衝撃的でした。それでも「泣いて許されるものではない」と女性が突き放しても、謝罪を繰り返す母。後日、再び実家に訪れた際も、母は泣いて謝るばかり。「本当に面倒くさい」「こんな自分が嫌い」といいつつ、母に手を貸しているといいます。
ちなみに民法877条第1項によると、直系血族および兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務があると定められています。親の介護義務は、親の兄弟姉妹、子ども、孫にあります。親子関係が不仲であっても扶養義務を負う必要があるのです。