匿名さん
きっかけはアダルトビデオ(AV)だった。トイレにいる女性の盗撮映像に興奮を覚え、数カ月たってもその映像が自然と頭に浮かんできた。「自分にもできそう。やってみようかな」。人通りが少なく、女性用個室トイレを設置している駅で降車し、個室に忍び込んで女性を待ち伏せた。盗撮「やめたくても繰り返してしまう」 横浜の30代男性 病気と診断、更生への道険しく(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース
学習塾の講師が教え子を盗撮するなど、盗撮被害が後を絶たない。警察庁によると、2022年の盗撮関連の検挙件数は5737件で、18年以降の5年間で最多となった。性犯罪の中でも盗撮は再犯率が高いとされ、
初めは撮影に失敗することもあったが、思い描いた通りの映像が撮れた高揚感は何物にも代え難かった。幼少期、カードゲームのコレクションに没頭したように、街をふらついてスマホ片手に好みの女性を物色するようになっていた。
~中略~
「今回でやめよう。家族や友人を裏切ることになる」。紹介された心療内科のクリニックにも通ったが、往復に2時間かけることが面倒くさくなり、途中から行かなくなった。「盗撮したい」。その気持ちだけがいつまでも残り、気付けば再び刑務所の中にいた。