匿名さん
廣瀬社長:正直に言うと、最初はご依頼をいただいてもお断りしていて……。というのも、故人を立体化するにあたり、技術的なハードルがさまざまあるためです。まず、ご存命の方のフィギュアを作るにはご本人の身体をスキャンしてデータを取るのが基本的な製作過程ですが、故人の場合それができないので、お写真を元に作ることになります。“亡くなった家族の姿”を3Dフィギュア化、なぜ…?製作者を取材「最初はお断りしていたんです」 | 女子SPA!
遺影をもとに3Dプリンターで故人の姿を立体的に表す「遺人形(遺フィギュア)」。大切な人を亡くした人々が、死後も故人の存在をを身近に感じられるよう、在りし日の姿を精巧に再現する遺人形を迎えているのだそ…
ご遺族から借りたお写真を元に作ることもできますが、撮られた時期や表情もバラバラだったりするので、正確なデータを取るのが難しいだろうということは、サービスを始める前から懸念していたので、気軽には始められませんでした。
しかし、「どうしてもお願いしたい」と熱量の高いご要望に押されるかたちで始めると、多くの方が喜んでくださったので、続けて今に至っています。