匿名さん
都内の病院に勤める20代の看護師は、こう嘆く。マスクなしで「薬ください」新型コロナ感染拡大で医療現場から寄せられる阿鼻叫喚…増加する “常識外れ” の患者たち - Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]
「“常識外れ” の患者が増えて困っているんですよ。発熱があった場合、本来は予約してから来院してもらいたいのですが、ほとんどの患者さんはいきなりやってきます。しかも、ずっと前にワクチンを打ったことでいまだに免疫があると思い込んでいる様子なんです。症状が軽い人は、ほとんど休まずに出勤したり学校に通っているかもしれません。本来は10日間ほど “外出禁止” にしてほしいのですが……」
「学校や職場で『コロナが流行っていて、うつりました』と受診する患者が、平気な顔でマスクをしないまま来院するんですよね。病院内ではマスクをお渡しして、着用してもらいますが、『ここまで来るのにウイルスを撒き散らしてるのよ!』と内心呆れますよ」(別の看護師)
「コロナ禍では、処方箋でコロナ患者さんとわかるようになっていましたが、いまはわかりません。処方する薬は普通の風邪と同じなので、薬を渡す際に初めてコロナだとわかることがほとんど。マスクをしないまま待合室で高齢者や妊婦さんの近くに座っていたときもあって、うつらないことを祈るばかりです。カウンターにもマスクなしでやってきて『薬ください』という患者さんは多いですよ。アクリル板が置いてありますが、隙間もあるので、コロナに感染する薬剤師が後を断ちません」(薬剤師)