匿名さん
連続幼女誘拐殺人「宮崎勤」は独居房で幼児の写真集を眺めていた 元受刑者が見た“確定死刑囚”の知られざる日常 | デイリー新潮
1980年代末、日本中を震撼させた連続幼女誘拐殺人事件。その犯人の宮崎勤が逮捕されたのは1989年7月23日のことだった。…
「夏は週に3回、冬場は週2回の入浴がある。担当台の近くに浴室が4つ並んでいて、みな順番待ちで並ぶのですが、そこで見かけてすぐに宮崎だとわかりました。“あ、宮崎だ”と思い彼をじっと見ていると、刑務官に“バカを相手にするな”と注意されてしまいました」(大岩氏)
拘置所では2週間に3冊まで雑誌や書籍を所持金の範囲内で買うことができる。宮崎がよく購入していたのは、幼児専門の写真集のようなものが多かった。それを食い入るように眺めてニタニタしていることがしばしばあり、気色悪かったと大岩氏は振り返る。
ほかに、差し入れや自費購入で、宮崎のお気に入りだったものに、鳥の手羽先を煮込んだ缶詰があった。それを宮崎は、しゃぶり尽くすようにして食し、食べ終わるとその骨を、壁と畳の角に丁寧に等間隔で並べていたという。
「まるで宝物のように丁寧に扱い、これも気色悪かったですね。あるとき、宮崎が弁護士との面会で部屋を空けていたとき、掃夫がその骨を片付けてしまったんです。面会を終え部屋に戻るとすぐ、大切にしていた骨がないことに気づいた宮崎は、“俺の骨がない。なんでだー。どこへやったんだ”と興奮して騒ぎ、そして暴れ始めた。その様子は尋常ではないほどで、ちょっと恐怖を感じました。宮崎には、骨に異常なほどの執着があったようです。結局、刑務官が笛を吹いて異常を知らせ、すぐに20人ほどの刑務官が駆けつけ取り押さえていました」(大岩氏)