匿名さん
20代の男性が彼女に好意を抱いていたと考える理由を尋ねたところ、「私に話しかけるときはいつも笑顔だった」「私が作ったお菓子を本当においしそうに食べてくれた」「私と目が合うことが多かった」といった答えが返ってきた。いずれも、20代の男性が彼女に好意を抱いていると判断する根拠としてはきわめて希薄なように思われる。ある日、職場の「親切なおばさん」がストーカーに…20代男性が味わった「恐怖体験」(片田 珠美)
根性論を押しつける、相手を見下す、足を引っ張る、人によって態度を変える、自己保身しか頭にない……どの職場にも必ずいるかれらはいったい何を考えているのか?
そもそも、相手から連絡先も教えてもらっていないし、告白もプロポーズもされていないのに、交際さらには結婚にまで発展しうるのかという疑問を私が口にしたところ、「私たちは純愛でプラトニックな関係なんです」という答えが返ってきた。
しかも、産業医からの紹介状には、この女性は以前も同じ経理部にいた30代の既婚男性の自宅まで押しかけ、妻に向かって「あんたの旦那が本当に愛しているのは私だから、すぐに別れて」と叫んだことが記載されていた。騒動の後、産業医が双方に事情を聞いたところ、男女の関係はなかったことがわかった。この女性の思い込みがかなり強く、男性と同じ電車で通勤するために遠回りまでしていたことも判明した。何とか穏便にすませようとした上司の配慮で、この既婚男性は妻子を連れて海外の支社に転勤したという。