匿名さん
「時間貧困」:労働に費やす時間が長すぎると、一般的な家事・育児時間も確保することができず、時間が足りないという状況に陥ることを意味している時間貧困「フルタイムの妻80.9%・夫17.4%」の衝撃…子どもを産むことで女性が払う代償の計り知れない大きさ 第1子誕生後の男性の労働時間、余暇時間はほぼ変化なしなのに
子どもが夏休みに入るこの時期、家庭では家事・育児の負担が急増する。慶應義塾大学特任准教授の石井加代子さんは「生活の困窮度合いを非金銭的な側面から計測する試みの中で“時間貧困”という概念が生まれた。日本ではフルタイムで働く女性の8割超が時間貧困に陥っている」という――。
6歳未満の子どもがいる場合、夫婦ともにフルタイムの共働き世帯における妻の時間貧困率は80.9%、夫の時間貧困率は17.4%、妻がパートなど非常勤の仕事をしている場合であっても妻の時間貧困率は30.3%、夫の時間貧困率は7.2%であり、夫婦間における時間貧困率に格差があった。