匿名さん
生後5か月の男の子をベビーカーに乗せて移動する30代女性は「危険な人が近くにいると感じた場合は、近付かないようにしています。第一に子どもの安全が最優先です。そのような場合には、事故に遭ったという感覚を持って証拠として写真を撮ることもあります」と、自己防衛策について明かした。止まないベビーカー体当たり被害「事故に遭ったという感覚」 子育て中の女性、実際の対処法とは?
駅の周辺施設でベビーカーを押すママや通行している女性が、見知らぬ男性から体当たりされるトラブルが近年、相次いでいる。SNSではこうした“ぶつかり男”の被害報告が多発。危害が及びかねない不可解な言動に不安が広がっている。ベビーカーを使用しての電車やバスでの移動は依然として肩身が狭いのが現状であり、子育て中の女性は移動中にさまざまな注意を払っている。実情や本音を聞くと、深刻な状況が改めて浮き彫りになった。
そのうえで、「周囲に『写真を撮ってください』と声をかけることも重要になると思います。人が多い場所に行くということにはメリットもデメリットもあると感じています」。冷静な対応を心がけることについて話した。また、“ぶつかり男”だけでなく、「抱っこひものバックルを外してくるという人も聞いたことがあります」と、声を潜めた。
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駅での通行トラブルが発生した場合の対処法とは。東京メトロを運営する東京地下鉄株式会社によると、直近3か月間ではベビーカーが被害に遭うトラブル報告はないというが、「お客様同士がぶつかる行為については十数件あります」と明かした。同社はトラブルが発生した場合、車両2か所に設置された「非常通報装置」やホームに設置してある「駅係員呼出インターホン」を使って、係員を呼び出すよう案内している。