匿名さん
仕事をしている女性が増えたといっても、フルタイムではなくパートなど短時間雇用の人も少なくないでしょう。自分の年金額が老後生活を支えるのに十分でない可能性もあります。また、配偶者の扶養から外れることを嫌って、働く時間をセーブしていた方もいらっしゃるかもしれません。「熟年離婚」の厳しい現実…60代パート勤務「離婚時の年金“3号分割”は思ったより少ない」 [夫婦関係] All About
「熟年離婚」が増え続けています。自分らしい生き方を選択しやすくなったのはいいことですが、リスクについてもあらかじめ考えておく必要があります。夫婦仲コメンテーターの筆者に寄せられた経験者の声から、代表的な2つのリスクを紹介しましょう。
ただ、離婚時の「3号分割」も計算してみると「思っていたより少なかった」という声は多数。
くみこさん(仮名・60代)の場合は、子育ての傍らスーパーでパートタイム勤務をしていましたが、配偶者の扶養範囲内で働いていたため自分自身の厚生年金がありません。離婚による厚生年金の3号分割で増えたのは月額3万円程度で、「期待していた額は程遠かった」とのこと。このままでは生活資金が足りないため仕事を探していますが、60代で職歴パートのみの方の職探しは苦労が多いようです。