匿名さん
欧州連合(EU)離脱を決めた英国のキャメロン首相にとってEU首脳との「最後の晩さん」となったブリュッセルでの28日の夕食会では、英国の伝統料理が供されることはなく、英国に対する冷遇ぶりがうかがえる一幕となった。英、料理もEU離脱?=首脳、最後の夕食会で冷遇:時事ドットコム
【ベルリン時事】欧州連合(EU)離脱を決めた英国のキャメロン首相にとってEU首脳との「最後の晩さん」となったブリュッセルでの28日の夕食会では、英国の伝統料理が供されることはなく、英国に対する冷遇ぶりがうかがえる一幕となった。EU離脱派に「なぜここにいる」=
出席したチェコの高官はツイッターに夕食会のメニューの写真を掲載し、「(英国料理として知られる)トマトソースで煮た豆もプディングも出ていない」とコメント。テーブルには、ウズラ肉や緑豆のサラダ、子牛肉の料理といった欧州料理の定番が並んだ。
英国のEU離脱決定を受けた議論では、EU側から英国に特別待遇は認めないとの見解が相次いでいる。英国の事情に一定の理解を示していたドイツのメルケル首相ですら、今後の交渉で「いいとこ取り」は許さないと述べており、「離婚相手」へのつれない態度が鮮明になってきている。
英国の離脱が完了すれば、英語がEUの公用語から外れる可能性も浮上しており、EU内での英国の存在感低下は避けられない状況だ。